人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ハワイのこと、いろいろ
by kalookekai
PROFILE
2005年5月から2006年8月まで、縁あってハワイ島に住む。帰国後、2008年7月からフラとレイメイキングを習いはじめる。そんな40男の徒然なる日記。
UMAHANAの一年
UMAHANAの一年_b0177546_21255185.jpg

レイメイキングクラスのことを書かないうちに、一年間のベーシック課程が終わってしまいました。修了の日の様子はまた別の機会に書くとして、今回はこの一年間のことを。
最初の日、JR五反田駅からほど近いビルの一室にあるアトリエに集まっていたのはわれわれ夫婦も含め10人ほどの生徒さんたち。指導してくれるUMAHANA先生は短い髪にTシャツ姿で少し照れたように話す、こういっては何だがおよそ先生らしい感じのしない青年だった。UMAHANA先生のレイメイキングクラスは始まってまだ半年、われわれが2期生なので先生もまだ慣れていなかったのかもしれない。けれど先生の指導はとても丁寧でこと細かく、真摯な印象で、われわれ夫婦はいっぺんで先生のことが好きになったのでした。

レイのつくりかたにはいくつかの手法があり、クラスでは一年間、12回をかけておもな3つの手法でのレイメイキングを教わった。

ひとつめはクイkuiという手法。レイメイキング用の長い針(レイニードル)を使って、花を糸に通していくもっともシンプルなやりかた。
ふたつめはハクhaku。シダを三つ編みにしながら、そのあいだに花を編み込んでいく方法。ハクにはシダの代わりにティTiというハワイではとてもポピュラーな植物の葉を使うやりかたも教わった。
みっつめはウィリwili。植物(おもにヤシ)をひも状に裂いて乾燥させたもの(ラフィア)を巻きつけて、花やシダを固定していく方法。わたしがハワイで最初に習ったのはこのやりかただった。

材料となる花や葉は先生が毎回用意してくれ、季節が移れば花の種類も変わっていく。同じ手法でも花が違えばつくりかたが微妙に異なり、教室では毎回花との格闘である。けれど先生は決して急がせないし、ひとりひとりのつくっているのを見ながら的確に、ときには自分の経験談をまじえながらどうしたらよりうまくできるかを教えてくれる。そして何より、生きた花を扱っていることからくる、なにか気持ちが安らぐ感じがあって、クラスはいつも和気あいあいとしているのです。
一年はあっという間だったけれど、とてもいい経験ができました。
写真は二度目のクラスでつくったデンファレのクイ・レイ。

[data]
UMAHANA大谷幸生先生とレイメイキングスクールのサイト
http://www.umahana.com/index.html

by kalookekai | 2009-07-05 18:23
<< どう考え、どうつくるのか 一年の成果 >>